噂の2012年のタツヤカワゴエ（川越達也）の御節を徹底比較

私の町にはケーキ屋さんが何軒もあります。「ケーキでも買おうか」となるとだいたいの人が店名を上げるケーキ屋さんが
何軒かあります。勿論それらのケーキ屋さんも利用した事は何度もあります。お店の概観も可愛らしいし、ケーキそのものだけでなく、
ラッピングとかも可愛らしいので、プレゼントには最適だと思います。
　ですが、私が贔屓にしているケーキ屋さんは別にあるのです。みんなが店名を上げるケーキ屋さんは、駅近だったり、図書館の
裏だったり、立地的にも目立つ場所です。でも、私が贔屓にしているお店は「こんな所にケーキ屋さんがあったんだ」といった場所
にひっそりあります。概観も正直昭和な感じです。お店のドアは自動ではなく横に引く手動ドアなのですが、開けると、「ブー」と
いう変な音がなります。ケーキも色鮮やかな華やかさは全く無く、昔ながらのケーキが並んでいます。ケーキを入れてくれる箱も
昔ながらの単なる真っ白い箱で、袋はスーパーの袋のような味気のない物です。ちょっと年輩の夫婦で経営されているようです。
　以前遠くから友達が来た時に、「ケーキでも買いに行こうか」となった時、この贔屓にしているケーキ屋さんを案内したかったのですが、
何となく「第一印象的に図書館裏のケーキ屋さんの方がいいかな…」と思い、図書館裏のケーキ屋さんを案内しました。
　そのようなお店なのですが、私としたら、一番美味しいケーキ屋さんです。「どうして人気がないのかな？」と寂しいです。
やはり概観とか雰囲気って大事なのでしょうか？モンブランやレアチーズケーキも美味しいのですが、私が気に入っているのは
ロールケーキです。季節によって、イチゴ、コーヒーゼリー、栗と変わります。どれも気に入っています。夏はコーヒーゼリーだった
のですが、秋になり「栗ロール始めました」と看板が出ました。その看板も手書きで何とも言えないレトロな感じなのです。
　でも、その「～ロール始めました」と看板が入れ替えられると、「そうなんだ。食べたいな」と思ってしまいます。先日早速
栗ロールを試しましたが、やっぱり納得のいく味でした。「あ～秋だな～。今年も栗ロールが美味しい！」と。